宝島ひとり〜80年代〜90年代日本ロックバンド図鑑

主に80年代〜90年代に活躍した国内ロックバンドを紹介しています・・・
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This is a blog that introduces the rock bands of Japan from the 80's to the 90's.
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あぶらだこ
あぶらだこ
徳間ジャパンコミュニケーションズ

 我が道を行く

参院選でしたなぁ。民主党は惨敗し、自民党に持っていかれ、完全ねじれ政権と・・・

民主党敗因は、唐突な消費税アップほのめかしによるものだとか、マニフェストから

ブレまくってるとか、どうとかこうとか・・・

このまま日本は、破滅に向かってカウントダウンか?

まあ、でも個人的に言わせれば国民にも責任があるのよ。

目先の金とか暮らしのことばっかりで、テキトーな人選で政治をさせて、

それでうまくいかなかったら、クビをすげかえろってのは、どーにも虫が良すぎる気がする。

国民一人一人が、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」のような人生を心がければ、

案外いい方向へ行くかもしれねえぞ・・・

っていう世の中だから、今日は「あぶらだこ」なんすよ!

83年に結成されたあぶらだこは、当時ハードコアパンクの代表選手であった。

その後、そういうジャンルでは括りきれない、まったく独自の音楽性を打ち出していく。

フラメンコ顔負けの変則拍子、難解を超える難解な歌詞、ヴォーカル・ヒロトモの

上手い下手という議論を完全に超越した究極の表現・・・・

ありとあらゆる部分で超えている・・・

怒髪天の増子兄ィや、筋小のオーケンをも魅了するアブラダコの歌詞、一部抜粋いたそう。

聲は体液深く潜り

陽は暮れ去るは猿

不安拾得税を納めた言葉は電解し水上置換

胸腔ちぎれ夕暮れに我歌えば無情の凌乱・・・・
 (横隔膜節より)

結論。・・・わからん。だが、他に誰が考えつくんだ?こんな歌詞

レコード会社から難解すぎるとクレームをつけられると、ならいいぜ、とばかりに

自主制作盤でアルバムリリースしたこともあるという、あぶらだこのみなさん。

己のクリエイションにメスは入れさせぬ。

商業を目的とする音楽業界では、完全に異端児。

だが、断固たる姿勢は、唯一無比の芸術を作り上げていく。

そういうものだ。

今のブレまくっている日本の状況と、非対称をなすあぶだだこ的芸術方針。

この先日本がどうなるかはわからんが、あぶらだこはこのままだろう。



Artist : ABURADAKO
Recommend Album : ABURADAKO

ABURADAKO, they are none other than "existence of unique"

of Japanese music scene.

They have irregular rhythm or  difficult lyrics or Peculiar performance.

Whenever they create the album, they carry out  their original intention.

Many top musicians are addicted to "ABURADAKO".
ANGIE(アンジー)
アンジー,水戸華之介
トライエム

 忘れられないこの1曲

一発屋という言葉がある。

文字通り、たった一つだけ大当たりを出して、消えてゆくことを指す

侮蔑的表現ではある。

音楽業界で、この“一発屋”を挙げると、枚挙に暇がない。

が、そのたった1曲が、絶対に忘れることのできない、

とんでもない名曲だったとしたら?どうだろう・・・

80年に結成されたアンジーは、インディーズ時代、

ロックの総本山の一角である博多で、かなり名の通ったトップバンドだった。

苦節8年、メジャーデビュー。その時、リリースされたシングルが、

「天井裏から愛を込めて」。

とにかく恐ろしいほどの名曲。

フレーズもメロディも、一度聴いたら頭から離れることはない。

今でも多くの芸能人が、「大好きな曲」として必ず名前を挙げるほど。

「素晴らしい僕ら」などの曲もそれなりにヒットしたわけだから、

ことさらアンジーをただの一発屋扱いするつもりは毛頭ない。

ただ、この「天井裏から愛を込めて」をきっかけに、そのまま

バンドが解散への道を早めたような気がしてならない。

アンジーのように実力のある素晴らしいグループが、

メジャーデビューをきっかけに解散する例が後を絶たないのはなぜか?

今ひとつメジャー進出の意味を問いたい気分・・・・

ECOHES(エコーズ)
 作家・辻仁成の出発点

「海峡の光」、「サヨナライツカ」などで知られ、数多くの文学賞を受賞する

作家・辻仁成。

最初から作家だったわけではなく、80年代エコーズというロックバンドで

ヴォーカリストとしてデビューしていた。

彼の原点は、まず音楽であった。

85年にデビューしたエコーズは、UKロックを彷彿とさせる洋楽よりの完成度

の高い楽曲と、辻が書く文学的でシニカルな詞が話題を呼び、人気を獲得。

最も有名なのは、「ZOO」で、これは辻自身が脚本を手がけた

菅野美穂主演のドラマ「愛をください」の主題歌に起用され、大ヒット。

(ドラマの役名名義で菅野がそのままCDリリース)

故・川村かおりにも提供され、彼女の代表曲でもある。

「ZOO」をはじめとする辻仁成の歌詞は、聴く者を惹きつけて離さない。

当時からすでに、ずば抜けた表現力を備えていたことがわかる。

ところで、辻仁成といえば、様々なメディアにおける態度の横柄さでも有名。

「はなまるカフェ」のゲストで女房の中山美穂との私生活を突っ込まれ、激怒。

番組中、終始無言状態だったというのは、記憶に新しいところ。

やっくんの困り顔が目に浮かぶわい・・・

エコーズ時代にも、数多くの番組でこういう態度をとっていたらしい。

(だったら、最初から出演しなきゃいいのによ・・・)

そんなひねくれぶりを発揮する辻仁成だが、なんと最近雑誌LEEで

中山美穂との夫婦合同インタビューに登場。

文章だけだから、何とも言えないが、過去の辻サンからは

想像もつかないほど、穏やかに応じていたのにはオドロキであった・・・

記事によると、なんだか頭の手術をしたとかしないとか。詳細は不明だが、

脳出血とか脳梗塞とかではないでしょうか・・・

人は大きな病気をすると、人格が変わるというが、これもその一例なんすかね?

すでに2度の離婚歴がある辻仁成氏。

どうでもいいが、ミポリンは大事にしてくれ・・・
THE WILLARD(ウィラード)
The Willard
コロムビアミュージックエンタテインメント

 正統にカッコイイパンクロック

有頂天、ラフィンノーズと並び日本の80年代インディーズ御三家と

言われたウィラード。

世の中高生を熱狂させたパンクバンドでもあった。

(オレのダチも熱狂的ファンだった)

パンクバンドは星の数ほあれど、あの当時はパンクっていうと

どーにもゲテモノ扱いされるバンド(誰とは言わない)が多かった中で

ウィラードはかなりの正統派だったからだ。

パフォーマンスも正統(間違っても、放尿・脱糞などしない)、少し妖し気な

白塗りメイクに白いブラウスとか、黒皮パンツといういでたちもものすごく正統。

何よりもサウンドが超カッコイイ。

パンクでありながら、ロック。アルバム「THE WILLARD」は、今聴いても

古臭くなく、痺れさせてくれる。(あのギター掻き鳴らしがいいのよ・・・)

「ファンなんです」って、堂々と言える要素が揃っていたわけですよ。

インディーズ時代は、カリスマ的存在であったウィラードだが、

メジャーデビュー後、精彩を欠くようになる。

(熱狂的ファンであったダチも、その頃からウィラードを聴かなくなったような・・)

メジャーに上がると、宣伝もたくさんしてくれるし、認知度が上がるという

利点はあるが、一方音作りも活動方法もレコード会社の要求に従わなければならない。

そこからさらに成功したバンドもあれば、潰れてしまった例も数多くある。

難しいところですな〜・・・

ウィラードはというと、現在も鋭意活動中。

今日もどこかで、あの激しくも妖しい宴を催してくれていることだろう。
UP-BEAT
 ハイパールックス

高校時代の同級生に、UP−BEATの大ファンの女の子がいた。

UP−BEATの大ファンというよりは、ヴォーカルの広石武彦に懸想していた、

と、言っていい。

UP−BEAT、メンバーの平均身長約180cmという長身ぞろい。

ロックバンドっていうと、たいていは、ヴォーカリストだけ顔が良くて、

あとはまあどうでも・・・・

みたいなのがセオリーのはずだが、揃いも揃ってルックスがいい。

俗に言うビジュアル系みたいな方々と違って、いかにも衣装でござい、

というカッコもせず、わりと普通仕様で、あれだけ見栄えがいいから

すごいっすよ。

中でもやっぱ広石は、群を抜いていたわけだから、ぞっこんになって

しまうのも無理はなし。(足、超長いし)

ジャニーズでこの人に対抗できるのは、東山紀之ぐらいだろう。

“KISS IN THE MOONLIGHT”っていう曲が、なんかのドラマの

主題歌になって、名前が知れ渡った。(何のドラマか忘れた)

これほどのビジュアルとヒット曲があったのに、あの当時はそれ以上

爆発的な人気を得るというところまでは、いかなったという印象がある。

(個人的に、“KISS・・・・”しか、記憶にないので、正確なところはわからないけど)

今現在ここまでハイパールックス揃いなバンドっていないから、

今だったら、逆に受け入れられたかもしれないなあ。

(・・・って今回、終始ビジュアルのことばっかで終わっちゃったなあ・・・)

ARB
A.R.B.
ビクターエンタテインメント

 一生歌っていってほしかった・・・・

♪オレとお前のポールモール〜♪(“PALL MALLに火をつけて”)

を聞いて、横浜の外国タバコ専門店にわざわざポールモールを

買いに行ったのは、自分だけじゃないはず・・・・(オレだけか・・・・?)

ARB。(当初は、アレキサンダー・ラグタイム・バンドが正式名称だったが、

後にARBと名乗るようになる)77年結成から90年解散まで、

ブルーハーツやユニコーンなど数多くのアーティストに影響を与えた

プロレタリアロックの鑑。(大ファンだったという甲本ヒロトがドラムの

キースの家に押しかけて、ソバをご馳走になったという逸話がある)

ARBの曲に甘ったるいラブソングは存在しない。デビュー曲の“野良犬”から

一貫して、主人公は、労働者や貧困者など必ず社会の“弱者”だ。

社会的弱者を通して、人生の深淵や泥沼、希望が歌われる。

両親にかまわれず孤独な毎日を過ごす少年を描いた“トラブルド・キッズ”、

幼女連続殺人事件(宮崎勤事件)を題材にしたと言われている

“マーダー・ゲーム”など、物議を醸し出すと同時に大きな反響を呼んだ。

放送禁止騒ぎにまでなった“マーダー・ゲーム”は、悲惨な事件を起こした

犯人を非難するというよりは、そういう人間を形成してしまった社会に対する

痛烈な批判と思える内容。音楽を媒介にして、こういう問題提起を直球で

成し遂げたのは、ARBぐらいなもんだ。

石橋凌は、歌っているときが一番いい。松田優作が死んで、その遺志を

継ぐために俳優に専念するってのもまあ仕方ないかもしれないが、

音楽やめてまで、やる必要あんの?って思うのが本音。

だって、いつも言ってたじゃないか。“魂こがして”歌う前に・・・

「一生歌っていきます」
有頂天
有頂天
ポニーキャニオン

 インディーズの貴公子、ケラ

ケラリーノ・サンドロヴィッチという名前を聞くと、お若い方々は、演出家の肩書を

思い浮かべることであろう。

確かに今はそうだが、
かつては“有頂天”というバンドのフロントを張っていらした

パンクな王子様だったのだよ。

我々の高校時代、有頂天のケラといやあ、あんた、インディーズの代名詞的存在。

まあ、そうは言っても、ここまでくるのは色々大変だったらしい。

まず度重なるメンバーチェンジ。ケラ以外のメンバーはほとんど交代しちゃってると

言っていい。そして、音楽とステージアクトの方向転換。

当初は、演劇風にしてみたり、それがだめならコミックバンドになってみたりと

試行錯誤を繰り返していたようだ。

今となっては、その時の経験が後の演出家・ケラリーノ・サンドロヴィッチを作る

土台になったのだと思うが。

不遇時代を経て、チューリップの名曲「心の旅」のカバーでブレイク。

(オリジナルからだいぶハネちゃってるかんじですけど。)

世にインディーズレーベルというものの存在を知らしめるきっかけとなる。

有頂天自体は、’91年に解散したが、ケラ自身が設立した

レーベル“ナゴム・レコード”からは、筋肉少女帯、カステラなど、

インディーズシーンを担う多くのアーティストを輩出した。

インディーズレーベルがメジャーに劣ることなく、胸張っていられるのも

ケラの才覚と功労があったからこそ!と言っても過言ではない。

・・・・と思うよ。

↓音量小さめっす。

アーシェイカー
アースシェイカー
キングレコード
(2007-03-07)

 続・オレたちのアニキ

毎度高校時代の話で申し訳ないんですが・・・

我が高の軽音楽部で活動するバンドは、基本的にコピーバンドだった。

当然、発表の場は文化祭であるが、体育館に見物に行くと、

けっこうげんなりした。なぜなら、

ほぼ半数以上がアースシェイカーのコピーだったから。

バンドがいれかわっても演奏される曲が同じもんだから、

聴いてる方は、だんだんキツクなってきて・・・・・

っていうのは、思い出話でありんすが、何が言いたいのかっていうと、

要はアースシェイカーがそれだけ人気者だったということですよ。

いちおう、ジャンルはハードロックだが、メロディラインが単純で美しく

ルックスもまあまあだったから、男女ともに支持率が高かった。

ラフィン同様、「アニキ系バンド」だったアースシェイカー。

決して近寄りがたくなく、コピーしても許されるかも・・・って

思える親しみやすさとかつ耳に残る楽曲。

「アニキ系」の重要ポイントっす!!

ちなみにご紹介のファーストは、きちんとハードロックであります。

アナーキー 「アナーキー」
 ジャパニーズ・パンクの祖

その昔。自分が通っていた世田谷区の某荒れた中学では、

不良の先輩たちに崇拝される2大カリスマが存在した。

ひとつは、伝説の暴走族「目黒エンペラー」で、もう一方の雄がアナーキーだった。

不良たちは、下敷きを入れるのがやっとなふらいにつぶされた学生カバンに

ピンクのラッカーで「亜危亜危異」と、どでかく書きなぐっていた。

学年の2割ぐらいが不良で占めてるような学校だったから、

アナーキーの崇拝率は相当なモンだった・・・

いったい何がそんなに多くの不良の心をとらえたのか?

そこには、アナーキー自体が元・不良で形成されたバンドだという厳然たる事実が起因する。
(たぶん)

中学生くらいになると、子供の頃には見えなかった大人社会の汚れた現実が

恒間見えるようになる。

思春期の多感さ、どうしようもない憤り、認めてもらえない歯がゆさ。

それら全てを代弁してくれた上に、日本の政治はクソだと言い切ってくれる。

自分たちに代わって、汚染された社会と無意味な規制に臆することなく

刃を向けてくれる、その爽快さ。

スターリン、頭脳警察と並び日本で最初にパンクミュージックを浸透させた祖、

アナーキー。

見せかけだけの“モドキ”パンクとはまる〜で違う、怒涛のエネルギーを

味わって欲しい・・・


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