宝島ひとり〜80年代〜90年代日本ロックバンド図鑑

主に80年代〜90年代に活躍した国内ロックバンドを紹介しています・・・
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This is a blog that introduces the rock bands of Japan from the 80's to the 90's.
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マリーwithメドゥーサ
 
フェンスの向こうのアメリカ

今年もやってきました。福生・日米友好祭。

8月20日、21日な。

年に1回、真夏のこの時期だけあの重いゲートが開く。

ベースキャンプに堂々と入ることができる貴重な2日間。

米軍基地問題に悩まされている現地住民の方々には大変言いづらいことであるが、

オレは、ベースキャンプが好きだ。

なんでだろうな。やっぱ、アメリカが一番勢いづいていた頃に

青春時代を送ったからだろうな。

何もかもビッグで優れていて、何よりも自由に溢れて見えた。

そんなアメリカの空気を味わいたくて、キャンプの街へ行くわけよ。

福生だの横須賀だのってな。

特に福生はいいな。あの鉄条網の前に立つと思うわけよ。

フェンスの向こうにアメリカがある。

憧れたもんだ。

こんな風に基地好きになってしまったのは、若かりし頃に観た

ある映画がきっかけだった。

“Aサインデイズ”

監督・崔洋一、石橋陵、中川安奈主演により、89年に公開された

伝説のロック映画。

なぜ、これを観に行ったかっていうと、言わずもがな、

石橋陵の、いやARBの大ファンだったからだ。

ただそんだけの軽い気持ちで臨んだ割には、ものすげえ拾い物だった、この映画。

話は60年代、後に沖縄ハードロックの原型を作るミュージシャン

喜屋武幸雄(石橋陵)と、日本人の母とアメリカ人の父との間に生まれた

混血少女・マリー(中川安奈)との恋愛、バンドとして羽ばたくまでを描く、

崔監督の最高傑作。(と勝手に思い込んでいるがな)

真面目な話、“月はどっちに出ている”より、遥かに良かった。あのうらぶれた疾走感、

ロック・ムービーにぴったりだわな。

陵も、これ以上の役はないというぐらいのハマリ役だったしね。

この映画見て知ったんだな。日本にいながらにして、アメリカを味わえるのは

こういう場所なんだと。アメリカ大国主義時代に育った我々青少年が

恋い焦がれるのは当然の成り行きさ。

この映画のモデルになったのが、沖縄出身のロック・シンガー

喜屋武マリー。

70年代から80年代にかけて、沖縄にはハードロックムーブメントが

巻き起こっていて、その筆頭を走っていたのがマリー率いるメデューサだった。

耳の肥えた米兵相手に、ひたすらシャウトし続けてきたマリーの

迫力満点のヴォーカルが、本作で十分堪能できる。

本土で流行っていたニューミュージックシーンに参入させるため、

歌わせた作品もあるが、やっぱ物足りない。

マリーには、ダイナミックなシャウトが良く似合う。

「アメリカに認めれられれば本物」

っていう時代の片鱗を覗くことができるのも、また醍醐味。

そんなアメリカも今じゃ国債下落かよ。

落ちぶれたもんだ。“盛者必衰の理を現す”先進国神話崩壊の時代だな。

でも、まあ、横田には行く。青春の幻影には、勝てないのさ。

そんなわけで、

待ってろよ!!!福生!!!!
 
ま〜も | 14:36 | - | - | - | - |
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